ちぐま日記 bis ~フランス・ナントより

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なにとなく春になりぬと聞く日より、、、

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ねがはくは花の下にて春死なんその如月の望月のころ  西行

去年の夏、白洲正子の『西行』を読んだ。
白洲正子自伝も最高に面白かったがこの本もとてもよくて、
読み終えるのが惜しい気持ちで最後のページをむかえた。
その後、秋に日本に帰省した際、ぜひとも吉野へ行きたい、桜の季節じゃなくても。
と思ったけれどたった10日の帰省ではそれもかなわなかった。
いま、ここナントでも春の訪れを感じるにつけ、吉野山はどんなふうかなぁと想像したりする。
自然を愛で歌に詠んできた、みずみずしく風流なやまと歌文化に接するとき、
あー、日本人で、日本語ができて、よかったなーと心から思う。

日本語の継承は多少あぶなっかしい我が家だけど、
せめて変わりゆく季節を味わう心くらいはちゃんと息子たちにも受け継いでほしいと最近つよく思う。
うちの庭にも野草がたくさん花をつけている。
次男とそれを摘んで、小さな花瓶に飾ってみた。
すると彼はそれを絵に描いた。
次男の描いた花は、実物よりもカラフルでたのしいもので、
そう来たか!と頭の固い私は自由な次男の絵に嬉しくなった。
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Commented by femmek at 2016-04-01 19:58
しばらくお休みされてたブログ、また再開されててうれしいです。
今回の吉野のブログ、とても心に響くものがあって、コメントしようかな、と思ったのですが、勝手に私のブログに一部コピーさせていただいて、少し感想書かせてもらいました。
もし、ご迷惑だったらごめんなさいね。
またこれからもブログ、楽しみにしてます。
Commented by tchiguma at 2016-04-02 06:15
femmekさんコメントありがとうございます!
こんな風に感想いただけてうれしいです。
by tchiguma | 2016-03-28 04:56 | 日々あれこれ | Comments(2)