ちぐま日記 bis ~フランス・ナントより

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新しい10年カード

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クロアチアはトロギルのマルシェ(2015年7月)


3月に更新を申請していた滞在許可証、今朝新しいカードを受け取ってきた。
フランスではすべてのフランス人が持つことになっている身分証明書カードがあって、
フランス人のカードは青、外国人の許可証はピンクと色分けされているものの、
まえの10年の滞在許可証はこのフランス人の身分証明書と同じ大きさ、仕様だったのが、
今朝もらった新しい10年カードは大きさがほんの半分ほどになっていてびっくり。
クレジットカードなどと同じ大きさになっていた。
チップなども内蔵されて、サイズは小さくなったがグレードアップした感はある。
申請の際に10本の指の指紋を全部とられて、
どこぞの犯罪者扱いか、と不愉快なおもいをしたんだけど、
そういう情報もこのチップには入ってるんだろうか。

なにはともあれ、今回も指定の時間どおりにカードを受け取れたし、言うことなし。
今回は仕事の休みはとらずに、県庁をでたらそのまま出勤し、
忘れる前に、と会社に着いたらさっそく新しい滞在許可証をスキャンして本部の人事課へメールで送る。
新しい滞在許可証を送ります、2026年まで有効です、、、
と真新しいカードを見ながらカチカチメールを打っていると向かいの同僚が、見せてというので見せると
僕らの身分証明書カードより立派じゃん!と。
260ユーロもしたんだから当たり前でしょ、と言わせていただきますとも。
まぁもちろんカード自体が260ユーロしたわけじゃないけどさ。
といったところで何が260ユーロなのかもよくわからないけれど。手続き?

ちなみにフランス人の身分証明カードの発行は無料。
期限がきての更新も無料(たしか10年ごと)。
なくしたりした場合の再発行だけ有料だそうな。
フランス人市民の身分証明カードの発行・更新は、無料でできるがために役所にとってはお金がかかる。
だから実際は期限がきて更新したいと思っても新しいカードを作ってもらえなかったりするらしい。
信じがたいことだけれど。
上のはなしは向かいの同僚に実際に起きた(起きている)実話です。
彼の身分証明書の期限が切れたので役所へ赴き、更新をお願いしたところ、
海外へ行くとかなにか新しいカードが必要な理由でもあるのか、と聞かれたらしい
(ヨーロッパ内ならばパスポートを持たなくてもフランスの身分証明書だけで旅行できる)。
旅行の予定もなかったので、ない旨答えたら、
じゃあまた必要に迫られたときに更新に来るように言われ、
新しいカードを発行してもらえなかったんだそう。
それで今現在も期限のきれた身分証明書をもちあるいているらしい彼は
私の新しい2026年まで有効の滞在許可証を見て、
「君はいま、僕よりもよっぽど法規にかなっている・・・」

しかし役所にとってお金がかかるからって、更新にわざわざ足を運んでいる人を追い返さなくてもねぇ、
と思うんだけど、同僚曰く、
「お金もかかるけどさ、新しいカードを発行するにはさ、仕事しなきゃいけないでしょ!ぶははー!」
と公務員はいつもこういう風になまけもののレッテルをはられてしまうんだなぁ。
これってりっぱな偏見だよね?
だって、今朝人事部にメール送ったとき、あ!そっこーで返事かえってきた、と思ったら、
「バカンス中です」
っていう自動返信メールだったよ。

どいつもこいつも。
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by tchiguma | 2016-05-19 05:14 | 日々あれこれ | Comments(0)