2008年 07月 25日
ハイシーズン
フランスの夏もハイシーズンに突入しています。
冬は閑散としているベルヌリも、7月も後半となればこのとおり。
紫外線への驚くべき無関心さ!
誰も陰を欲しているようにみえないどころか、肌をこんがり焼くべくからだを横たえる人の多いこと。
日本ではみんな肌の白さを保つのにやっきになる季節ですが、
フランスでは相変わらず日焼けが一種のステータスになっている感じがします。
というのも、焼けていない生白い肌で夏休み明けに職場なり学校なりに戻る人は、
ヴァカンスに出かけられず夏を室内で過ごしたpauvreな人
(pauvre=「かわいそう」と「貧乏」の意味)と見られるかららしいのです。
フランスでは、産業革命以前は肌の白さは高貴な身分を示し、逆に日焼けした肌は
外での労働を余儀なくされない身分を示すものでしたが、それが産業革命以降逆転し、
白い肌は年中工場で働く労働層、焼けた肌はリゾートを楽しむことのできる裕福層、という認識になり
それが今日も影響しているのだとか。
どのメディアも紫外線への注意を呼びかけているけれど、まったく効果がないような・・・
冬は閑散としているベルヌリも、7月も後半となればこのとおり。
紫外線への驚くべき無関心さ!
誰も陰を欲しているようにみえないどころか、肌をこんがり焼くべくからだを横たえる人の多いこと。
日本ではみんな肌の白さを保つのにやっきになる季節ですが、
フランスでは相変わらず日焼けが一種のステータスになっている感じがします。
というのも、焼けていない生白い肌で夏休み明けに職場なり学校なりに戻る人は、
ヴァカンスに出かけられず夏を室内で過ごしたpauvreな人
(pauvre=「かわいそう」と「貧乏」の意味)と見られるかららしいのです。
フランスでは、産業革命以前は肌の白さは高貴な身分を示し、逆に日焼けした肌は
外での労働を余儀なくされない身分を示すものでしたが、それが産業革命以降逆転し、
白い肌は年中工場で働く労働層、焼けた肌はリゾートを楽しむことのできる裕福層、という認識になり
それが今日も影響しているのだとか。
どのメディアも紫外線への注意を呼びかけているけれど、まったく効果がないような・・・
by tchiguma
| 2008-07-25 05:36
| ◎ベルヌリ(Bernerie)
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